続き。その2
寝れそうにないので続きを書こうと思います。
そんなこんなで、疲れ果てた私はある日母親から衝撃的な言葉を言われました。
今度、正式にお父さんと籍をいれるんだけど、貴女も入る?
皆さんはこれを聞いてどう思いますか?これは、当たり前の聞き方なのでしょうか。
実は私は母方に引き取られてますが、戸籍上、父方のままなのです。まぁこの時点で既におかしいのですが。
本当のお父さんも大嫌い。でも………
私は母にこう返しました。
貴女の中ではもう、私は娘じゃないのね。と
きっと母親にとってはショックな言葉だったのでしょう、その時母親はその言葉を聞いて今度は、自分の不幸話をしてきたのです。
実はお母さんも再婚されてお父さんは本当のお父さんじゃないという事
そのお父さんの仕事場に連れて行かれて無理やりレイプされた事
……で?って感じでした。正直、私はまだ子供だったけどそんな事娘に話す母親なんて他にいねーよと。
お母さんの環境のが辛かったとか辛い出来事を比べる事自体間違えてる。
もしかしたらこの時に既に私の気持ちは決まっていたのかもしれない。
ある日の夜。確か高校2年の9月だったと思います。
私は勇気を出して言いました。
次の給料からは一切お金を入れない。一人暮らしする為にももうお金を入れない。と。
理由は当時の私が馬鹿だったのですが、貯金という名目で母親に、30万預けたのです。そして見事にその30万は使われてました。親を信じた私が馬鹿だったのです。
まぁ、そう言った母親はキレ出して、すぐに父親にその事を言ったのです。
そしたら父親は早々に私の部屋に来て、いきなり殴る、蹴る、髪も思い切り引っ張るわ、そりゃ痛かったです。
そして散々ボコボコに殴った所で自分達の部屋に戻っていきました。母親は、助けてなんてくれませんでした。
私は今まで散々あなた達大人の都合で友人を唐突に失い、母親が勝手に縁を切って親戚も失い、挙げ句中学からお金儲けに利用され、高校では夏休みだって1日しか休みを取らず、学校がある時も毎日働いてたのに給料の半分以上持ってかれ、学費だって全て自分で払ったのに………………………
一体なんの為に生きているの?
私はこの人達の金の為に生きてるんじゃない。
もう嫌だ。痛いのも苦しいのも御免だ。
様々な感情が一気に溢れそうになりました。しかし言った所でまた痛い目に合うだけ。
だから、最低限の荷物を一気に纏めて家を飛び出しました。
深夜2時くらいだったかな。
飛び出したとき、母親は私の名前を呼んでました。
もしかしたら追いかけてくるかもと、思い私は全力で走りました。
でもね、追いかけてなんて来なかったんです。
つまり、私はあの人達にとって家族でもなんでもないと悟りました。
私は最後、追いかけてきてくれるんじゃないか、と期待していたのかもしれない。
そして色々な事が間にあったものの、私は当時働いていたアルバイト先の責任者の方に助けて頂いて、社宅、という形で一人暮らしをする事 出来たのです。
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